カーテンについて カーテンの機能

防炎 防炎 火がついても燃えにくく、燃え広がらない性能をもったカーテンです。
消防法施工規則に基づいた、日本防災協会等の試験合格品です。
ウォッシャブル ウォッシャブル ご家庭の洗濯機で丸洗いが可能です。
遮光 遮光 光を遮るカーテンで、暗幕効果があります。
ウエーブ加工 ウエーブ加工 カーテンのウエーブを美しく保つ形状記憶/形態安定のプリーツ加工対応商品です。
ミラー ミラー 光をより効果的に反射させ、日中、屋外から室内を見えにくくするレースです。
遮像 遮像 昼も夜も屋外から室内を見えにくくする機能を持つ商品です。
遮熱 遮熱 遮熱率25%以上(小数点第1位四捨五入)、採光率0.6%以上のシアーカーテンです。
UVカット UVカット 紫外線遮蔽率60%以上のシアーカーテンです。
紫外線の透過を抑制することで、家具や室内の日焼けによる劣化や色褪せを防ぎます。
カーテンのお手入れについて
  • カーテンの生地の汚れはほとんどが空気中のホコリです。日頃から掃除機やハタキなどでホコリを落としてください。
  • 両開きのカーテンの片方のみを洗濯されますと色合いや風合いの変わる恐れが大きいので同時に洗濯をされることをおすすめします。
  • 素材や生地によって劣化の度合いに差があります。また、日差しが長く当たるなどの環境にも影響を受けることがあるので、お手入れ方法の際は、生地の状態を確認して行ってください。
家庭で洗濯する場合
  • フックをはずし、ヒダをたたんだ状態で洗濯ネットを使用してください。
  • 手洗いの場合は、もみ洗いを避け、やさしく押し洗いをしてください。
  • ご家庭でのドライクリーニングは避けてください。
  • 縮みの原因となりますので、乾燥機は使用しないでください。
  • 洗濯後は軽く脱水をしてから元の状態にし、自然乾燥をさせるのが最適です。できれば、カーテンを吊った状態で乾燥させてください。
  • アイロンをかける場合は、裏側から当てることをおすすめします。特に、温度には注意が必要です。「洗濯取扱絵表示」を確認してください。
クリーニング店に
依頼される場合
カーテンのクリーニングを取り扱っている専門店へ依頼してください。
トラブルを避けるために、寸法や「洗濯取扱絵表示」をお互いに確認してください。特に、ドライ表示のセキユ系マークの有無にはご注意ください。
洗濯取り扱い絵表示について 洗濯取り扱い絵表示については、こちら をご覧下さい。

繊維は大きく天然繊維と化学繊維に分けられ、化学繊維の中でもポリエステルを含む合成繊維が多く使われています。
天然繊維の感覚的な良さと合成繊維の機能的な良さがそれぞれにあり、
多くの場合、互いの欠点を補うように、共用して使われます。

天然繊維

綿 天然繊維の代表で、吸湿性に富み、風合いがよい。欠点は、色落ちなどの脱色、変色をおこしやすい。また、湿度により伸縮があり注意を要します。
吸湿、放湿性とも綿より優れており摩擦に強く、光沢がある。綿と同様の欠点をもっています。
天然繊維の内でもっとも細く強いもので、非常に上品な光沢があり発色性に優れています。欠点は、光に弱いため、カーテンに使用する場合は裏地の取り付けをおすすめします。また、しわになりやすい性質があります。
ウール 羊から採取される繊維。保温性や弾力性、吸水性が優れています。虫に弱く縮みやすい性質を持っているので注意が必要です。吸水性があるため、高密度の織物は特に表面はさらっと状態を保つ事ができます。

化学繊維

ポリエステル 軽く、ほとんど水を吸わないため早く乾きます。洗濯による収縮が少ないため、カーテン地に使用される繊維の大半を占める。欠点は、静電気を起こしやすく汚れがつきやすい性質があります。
レーヨン 大きくは化学繊維のうちに入るが、植物繊維からなる再生繊維。すぐれた染色性をもっており、ドレープ性がよい。欠点は、しわになりやすく湿度により伸縮があり、水洗いはできません。
アクリル ウールに似た性質をもつ合成繊維。欠点は、熱に弱いためアイロンの温度に注意が必要です。柔らかくて軽く、染め上がりがよいですが、ポリエステル同様静電気を起こしやすい性質があります。
アクリル系 性質はアクリルに似ているが、難燃性が加わります。
アセテート 半合成繊維。絹のような光沢と、手触りがあります。強度は弱いので注意が必要です。
ポリウレタン ゴムのように伸びる弾性繊維。
ナイロン 合成繊維。合成繊維の中では強度が強く、摩擦には特に強い性質を持っています。熱に弱いことや黄変しやすいので注意が必要です。
ジャカード織 織物の模様に応じて穴を開けた紋紙と針の動きにより、ドビー織より複雑な地模様や大きな柄を表現した織物。
ドビー織 ジャカードより少ない変化の組織をドビーという開口装置を使用し織った織物。
プリント(捺染) 一般的に生地に染料または顔料を用いて、柄を染めたもの。顔料とは染料が水溶性に対して、水や油に溶けない色素のことです。(糊料を固着材としてプリントされます。)

その他のプリントの一例

1. 転写プリント

転写紙を生地に重ね合わせて熱を加えてプリントしたもの。

2. オパールプリント

2種類の繊維(耐酸性繊維と植物性繊維)で織った生地を、酸化剤を使って柄を抜いてプリントしたもの。通常2種類の繊維とはポリエステルと、綿やレーヨンが多い。
当社は特殊なポリエステル糸を使用したポリエステル100%のオパールプリント商品もございます。

ベルベット 短めの毛羽で覆われており、光沢が美しい織物。大変ドレッシーで豪華な雰囲気がある。
ボイル 経・緯糸に強い撚り糸を使って平織りにしたレース。
レースとして使用すると、光の乱反射によって室内が比較的見えにくい特性を持っている。手触りはさらさらとしている。
オーガンジー 経・緯糸に分繊糸を使って平織りにしたレース。
硬い手触りと光沢のある仕上げが特徴。
ケースメント ドレープとレースの中間にあり、粗い織り目のカーテン。
ドレープの遮断性や重圧感またレースの透過性の両方をあわせ持つことが特徴。
ブラックアウト(遮光カーテン) 遮光率99.4%以上の遮光性を有するカーテン。

カーテンスタイル

シェード

生地を昇降させ、お好みの高さに調節できるスタイル。
昇降させることにより、光の調整が簡単にできます。
腰窓や小窓など限られたスペースでも生地本来の持ち味が生かせます。

ソフトファニシング

ロールスクリーン

カーテンのウエーブを美しく保つプリーツ加工です。
次のいずれかをご指定ください。
(一部、ソフトウエーブのみ適応の商品があります。)

ソフトウエーブ加工
(形態安定)
簡易的に完成品のカーテンを吊るした状態でカーテンの前と後ろから熱を加える方法。
数回(3~5回ぐらい)の洗濯でウエーブが消失します。
ハードウエーブ加工
(形状記憶)
蒸気窯を使用した半永久的な効果のある方法です。
長くきれいなウエーブが持続します。
  • ウエーブ加工前 ウエーブ加工前
  • ウエーブ加工後 ウエーブ加工後

仕様

上部仕様 3つ山約2.5倍ヒダ・約2倍ヒダ
2つ山約1.5倍ヒダ
フラット約1倍ヒダ(ソフトウエーブ加工は対応しておりません。)
ご注文に際しての注意 ウエーブ加工は、一般の縫製に比べ若干の期日を必要とします。
メンテナンスについて ウエーブ加工をした場合、取り扱い絵表示が変わります。
手洗いの場合は、美しいウエーブを持続させるため吊り干し乾燥がお勧めです。
ドライクリーニングの場合は、石油系の溶剤を使用するようクリーニング専門店にご依頼ください。
いずれの場合もアイロンは不可、タンブラー乾燥は、お避けください。